INTERVIEW

人を魅了する機能的なキャンパスを造る

平成3年4月 採用

前田 康孝

山口大学施設環境部施設整備課

仕事の内容

大学構内の建物の設計・施工監理や電気設備の保全などを行っています。設計においては、機能面で優れ、なおかつ利用する学生や教職員を魅了する建物になるように心掛けています。建物を造るためには施設整備補助金と呼ばれる決められた予算があります。予算内でより満足できる建物になるよう、建築材料や設備機器の見直しやコストの削減が可能な新しい施工技術を取り入れた設計を行っています。

先輩

私にさまざまな話をしてくれた先輩がいます。説教的な感じではなく、自分の体験を交えながら仕事をするうえで大事なことを教えてくれる先輩でした。あるとき、「こんなことをしたら人に喜んでもらえるよ」というような話をしてくれました。当時はまだまだ経験の少なかった私は周りの人に助けてもらうばかりでしたが、自分がしてもらうと嬉しいことを人にも進んでできるようになりたいと思うようになりました。

Q&A

スキルアップのためにしていること・心掛けていることは何ですか?
まず一番大切である自分の専門分野の知識を身に付けるために、必要な資格の取得や研修会への参加に取り組んでいます。ただ、建物を造るための施工監理には他分野の知識も必要なので、それらを学ぶことも重要です。他分野の工事で生じた疑問は、積極的に担当者に質問することで解消しています。施設系全般の専門知識を身に付けていくことで、より円滑に業務を進められるよう心掛けています。
業務を通じて成長したところを教えてください。
さまざまな場面での素早い判断力が身に付き、適した対応ができるようになりました。電気設備の保全業務では、いろいろな原因で停電したり電気機器が利用できなくなったりすることがあります。学生や教職員に不便を感じさせないように、迅速に原因を究明し故障を回避した現状復旧を行うことで、素早い判断力を養うことができました。

業務の流れ

大学構内の建物の建設に関する業務の流れ

6月

設計図面・積算書の作成

教職員に建設する建物への要望を聞き、設計図面作成・積算業務を行います。

8月

工事の着手

建築業者へ発注し、工事中は施工監理業務を行います。

3月

建物完成検査

完成した建物が設計図面通りにできているか確認します。